2016年リオデジャネイロ五輪体操女子代表の宮川紗江選手(18)が29日、東京都内で記者会見した。自らへの指導中の暴力を理由に日本体操協会から無期限の登録抹消処分を受けた速見佑斗コーチ(34)について、宮川選手は「一緒に2020年東京五輪を目指したい」と訴え、処分の早期撤回と指導継続を求めた。一方、日本協会も同日記者会見して反論し、主張は食い違いを見せている。
宮川選手は、速見氏から顔をたたかれたり、髪の毛を引っ張られたりするなどの暴力行為を受けたことは認めた。時期は1年以上前までで、大けがにつながるようなミスなどをした際に限られ、「指導をパワーハラスメントと感じたことはない。処分は重すぎる」とした。「毎日不安で練習に集中できない。責任を持って戦えない」とし、世界選手権(10~11月、ドーハ)代表候補を辞退することも明らかにした。
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