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国連事務総長

ロヒンギャ支援へ、具体的行動呼びかける

国連のグテレス事務総長(左)=AP

 【ニューヨーク國枝すみれ】ミャンマー西部ラカイン州の少数派イスラム教徒ロヒンギャの迫害について、国連のグテレス事務総長は28日、安全保障理事会で、「(家を追われた人々が)国際的な基準に沿って安全に戻ることができる解決策を早く見つけなくてはならない」と述べ、支援に向けた具体的な行動を強く呼びかけた。

     グテレス氏は、レイプで妊娠した赤ん坊を持つロヒンギャの母親が「正義が欲しい」と訴えた事例を紹介し、人道法に反する犯罪を処罰する必要性を訴えた。国連の支援要請をミャンマー政府が拒否しているとも指摘し、ミャンマー政府への圧力強化も求めた。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)親善大使で難民キャンプを訪れた女優ケイト・ブランシェットさんも出席。「子供たちには未来が必要だ」と訴えた。

     安保理は昨年11月、暴力拡大を非難する議長声明を出したが、より重要度の高い決議を採択できずにいる。国内にイスラム教を信仰する少数民族を抱える中国などが反対しているためだ。

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