米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画で、沖縄県は31日、仲井真弘多(なかいまひろかず)元知事による辺野古沿岸部の埋め立て承認を正式に撤回する。事業主体の防衛省沖縄防衛局に通知した後、謝花(じゃはな)喜一郎副知事らが記者会見して発表する。承認の撤回で工事は法的根拠を失って止まるため、政府は法的な対抗措置を取る構えだ。
撤回は、承認後の事業者の違反などを理由に埋め立て承認の効力を失わせる措置。辺野古移設に反対した翁長雄志(おながたけし)知事は7月27日、移設阻止に向けて承認を撤回すると表明した。
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