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平成という時代

第1部 語る/4 ポスト冷戦の民主主義 ネットが外した重し

首相官邸前で集団的自衛権行使容認の閣議決定に抗議する人たち。機能強化が進んだ官邸への直接行動に多くの人が加わるようになった=東京都千代田区で2014年7月1日、徳野仁子撮影

 小松浩・毎日新聞主筆 平成の日本の民主主義、ポスト冷戦のデモクラシーの特徴とは何でしょう。

 三谷太一郎・東京大名誉教授 そもそも国民が主権者とされますが、それが具体的に何を意味するかは、今まで憲法学者、政治学者の間でも深く議論してこなかったのではないかと思います。明治憲法下で天皇が統治するとは具体的に何を意味するのか、当時の学者はそれなりに真剣に考え、それなりの合理性を持った解答を出してきた。美濃部達吉の天皇機関説がそうですね。だが、どうも戦後の日本では、国民が主権者といわれながら国民が統治することの具体的な意味について、どれだけ考えてきたのか疑問がある。これが今日に至るまで日本の民主主義の最大の問題となっています。

 作家の高村薫氏 社会には元々格差があり、豊かな人から貧しい人までいます。考え方や価値観も違う。そう…

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