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縮む日本の先に

安心のために/3 大切なのは心 外国人介護士に「漢字の壁」

認知症の高齢者の口元にゼリーを運ぶフィリピン人のザフラ・レイアさん(中央)=群馬県館林市羽附町本宿で7月

 「おやつのゼリー出すよー。早く食べないと、ワタシ食べちゃうよー」。フィリピン人のザフラ・レイアさん(50)が優しい笑みを浮かべ、認知症の女性に語りかける。7月上旬、群馬県館林市のグループホーム。レイアさんはここで介護職員として働き始めて約半年になる。

 「日本人にない天性の明るさと優しさがある。おかげで利用者さんが笑う場面がすごく多くなった」。施設長の小野田睦さん(46)によると、笑うと適度に体力を使ううえに不安も減るのか、夜中に目覚める利用者が減ったという。レイアさんは、マニュアルにはない足やおなかのマッサージを取り入れた。自ら「やってあげたい」と申し出た。便通が改善し、失禁せずにトイレで排便できる利用者が増えた。乾燥肌に気づき、保湿クリームを塗ることもある。今や施設には欠かせない人材になっている。

 だが、レイアさんは採用面接で断られ続け、今の施設が5カ所目だった。介護業界は人手不足に直面しているが、外国人を雇う施設は限定的だ。

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