連載

時の在りか

「靖国」など日本の戦後をテーマに取材を続けている伊藤智永編集委員が、政治を「座標軸」に鋭く論じます。

連載一覧

時の在りか

関東大震災で起きたこと=伊藤智永

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
自警団の武器と注意書き(上)、兵舎に収容された朝鮮人ら=コラージュ・松本隆之
自警団の武器と注意書き(上)、兵舎に収容された朝鮮人ら=コラージュ・松本隆之

 95年前の9月1日正午前、関東大震災が発生し、大火を逃げ惑う中、早くも午後3時ごろ

 「社会主義者や朝鮮人が放火した。日本人を襲いに来る」

 「井戸に毒物を入れたらしい」

 との流言・デマが広がった。

 夕方には、東京・横浜の各町内で自警団を編成した住民たちが、竹やりや日本刀、長い棒の先にトビのくちばし状の鎌が付いた消防具(トビ口)などを手に

この記事は有料記事です。

残り1798文字(全文1967文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る
この記事の筆者
すべて見る

注目の特集