メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

プリズム

しかし…=論説委員・野沢和弘

 「しかし」を探せ。中国からの女子留学生は日本語学校でそう教えられた。

 現代国語の試験で外国人留学生が日本語の長文を読むのは大変だ。そこで「しかし」「ところが」という逆接の接続詞を見つけろという。大事なこと、筆者が本当に言いたいことは、「しかし」の後にあるというのだ。

 山内豊徳さんは旧環境庁局長として水俣病訴訟を担当した。被害者の心情を理解しながら、それを拒絶する政府の方針との間で板挟みになり、悩んだ末に自ら命を絶った。1990年のことだ。

 国家という組織の中で官僚の信念や良心がすりつぶされていく状況を記した「しかし…」は映画監督の是枝裕…

この記事は有料記事です。

残り339文字(全文611文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 安室さんコンサート 療育手帳提示で入場できず 返金へ
  2. 総務省 携帯料金、大容量で東京が最高額 世界6都市比較
  3. 大相撲秋場所 栃ノ心、横綱つり上げ破る 理事長も驚く
  4. 傷害致死 8歳長男、死なせた疑い 「頭を殴った」父親逮捕 奈良
  5. 仙台 交番で警官刺され死亡 襲撃の男、別の警官が射殺

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです