アスベスト

石綿禍、一人親方も国責任 全面救済初判断 大阪高裁

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判決後の集会で、亡くなった伯父の写真を手に涙を流す女性=大阪市北区で2018年8月31日午後3時33分、久保玲撮影
判決後の集会で、亡くなった伯父の写真を手に涙を流す女性=大阪市北区で2018年8月31日午後3時33分、久保玲撮影

 建設作業中にアスベスト(石綿)を吸い込み健康被害を受けたとして、京都府内の元建設作業員や遺族ら計27人が、国と建材メーカーに約9億6000万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が31日、大阪高裁であった。田川直之裁判長は1審・京都地裁判決(2016年1月)に続いて国とメーカーの責任を認め、計約3億円の支払いを命じた。【戸上文恵】

 「一人親方」と呼ばれる個人事業主への国の責任も新たに認め、原告全員を救済。同種訴訟15件のうち、国とメーカーの責任に加え、一人親方に対する責任も全て認められたのは初めて。

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