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今年で25年目を迎える関東最大級のねぷた祭り「北本まつり」を若い世代に引き継ごうと、本場の青森県弘前市の絵師から長年指導を受けてきた北本市民らが今夏、「北本ねぷた絵師会」を結成した。8月25、26の両日には市内の中学生らも参加した制作会が市役所で行われ、11月3日の「宵まつり」で披露される扇ねぷたのねぷた絵を描いた。
扇ねぷたは「弘前ねぷた」を手本とし、扇形の山車の前面と後面に染料とロウ、墨で武将などが描かれる。制作会では、絵師会の中野理以子さん(50)らが後面の「見送り絵」として、なぎなたを手にした女性などを練達の筆遣いで描いた。東中学校と北本中学校の生徒計11人も、別の絵師の指導を受けながら台座部分に貼る花の絵を仕上げた。
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