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大阪府は南海トラフ巨大地震を想定し、5日に府内全域のスマートフォンに緊急速報メールを一斉送信する「大阪880万人訓練」で、職場や自宅にとどまるよう求める初の訓練を行う。6月の大阪北部地震で課題になった通勤・帰宅困難者対策の一環。インターネット検索大手「ヤフー」と共同で防災通知アプリの新機能も開発し、巨大災害の対策強化を進めている。
大阪北部地震は府が想定していた「平日の昼間」でなく通勤ラッシュ時に発生した。府は、この教訓を踏まえ、企業に通勤中や帰宅時など時間帯別の対応を要請する方針。5日の訓練では午前11時過ぎに大津波警報発表を知らせるエリアメールに加え、その約30分後には、むやみな行動を控え、自宅や職場に待機するよう呼び掛けるメールを配信する。
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