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「おはなし」の楽しさ伝える 佐伯弘子さん(38)
「のめり込んで聴いてくれた子供が、その本を借りてくれると本当にうれしい」と読み聞かせの魅力を語る。絵本の楽しさを伝える「絵本専門士」に6月、県内で初めて認定された。
2011年から萩市が図書館運営を委託するNPOの職員として司書を務める。専門士を目指したのは「年齢に応じたお薦めの絵本を利用者から尋ねられても答えられず、知識のなさを痛感したから」だという。
国立青少年教育振興機構(東京都)が14年から認定した専門士は計219人。昨年は約700人が応募し、書類選考を通過したのは僅か60人だった。昨年6月~今年1月、休みを利用して上京し計30コマの授業を受けた。絵本の知識に関する講座から、読み聞かせで使う指人形作りまで授業は幅広く、小学校や大学の教員、上演作品の中で絵本を使うという劇団員らさまざまな人たちが集まっていた。「絵本の知識が豊富な人ばかりで刺…
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