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交ぜて!

 仕事関係の知人が来宅、打ち合わせを開始する。するとチビがどこからともなく現れてテーブルの上に乗り、広げた書類のそばに陣取る。そのうち書類の上に手を置いて会議に“参加”する。知人と私はチビの手をつまみ上げながら文字を読む。または書類を各自、手に持って読む。最初は2人とも笑いながら楽しんでいるが、そのうち書類がグチャグチャになり、どこに何があるのかわからなくなり、「邪魔だってばっ」となってミーティングは中断、ティータイムとなる。これ、毎度。

     チビは客人が大好きで、とにかく接客しないと気がすまない。ただし「いらっしゃい」だけではもの足らず、やっていることに参加するという接客パターンなのである。私がひとりで何か作業をしていても参加してくることはないから、ワークショップを目指しているのかもしれない。その意識の高さには感心するが、はっきり言って何も成果は出ていない。目的も目標もないままなのだから当たり前で邪魔でしかないのだが、喜々として参加する気持ちをむげにはできないから困る。

     もうひとつ困るのは、どんな作業にも終了があることを理解させられないことだ。打ち合わせが終わり、知人が帰った後もテーブルの上にポツネンと居座り、「もう終わりなの? なんでやめちゃったの?」みたいな顔をしているチビを見ると、なんだかかわいそうになる。仕方がないから「はい、次はカアチャンとのお昼寝に参加しましょ」と言ってごまかしている。(動物ライター、写真も)

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