メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

見上げてごらん

患者の目線で=永山悦子

 漫画家のさくらももこさんの訃報に驚いた人は多いだろう。「ピーヒャラ~♪」くらいしか「ちびまる子ちゃん」を知らない私も、53歳という早すぎる別れに驚いた。さくらさんが病んだ乳がんは、治療の進展によって全体の10年生存率は8割を超え、「治るがん」になりつつある。一方、進行した場合は今も見通しは厳しい。

 さくらさんの闘病の詳細は明らかではないが、一般にがん治療は常に決断を迫られる。それも一度選ぶと後戻りできない「命がけの選択」だ。そのとき、よりどころになるのが、それぞれの学会が科学的根拠に基づき「最良の治療」をまとめた診療ガイドラインだ。

 先月、がん患者がガイドライン作りを体験するイベントに参加した。「肺がん治療薬A~Cは効果が確認され…

この記事は有料記事です。

残り625文字(全文945文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 気象庁、台風19号を命名へ 42年ぶり

  2. 「こんなこと想像も」停電、断水のタワマン疲れ果て 武蔵小杉ルポ

  3. 「声をかける暇もなかった」遺体発見 なぜ…悔やむ生存者 福島・本宮

  4. 家も畑も「本当に無くなっちゃった」 「次はすぐ逃げる」 住民ぼうぜん 堤防決壊の千曲川

  5. 路上生活者の避難拒否 自治体の意識の差が浮き彫りに 専門家「究極の差別だ」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです