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渋谷で終章「吉増剛造展」 詩とイメージの重層 先人の作品交え独自の芸術に迫る

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企画展について語る吉増剛造さん=渋谷区立松濤美術館で
企画展について語る吉増剛造さん=渋谷区立松濤美術館で

 現代詩をリードしつつ写真や映像、造形など多彩な表現に挑み続ける詩人、吉増剛造さん(79)の半世紀を超える軌跡をたどる企画展「涯(ハ)テノ詩聲(ウタゴエ) 詩人 吉増剛造展」が、東京・渋谷の渋谷区立松濤美術館で開かれている。

 昨年11月から栃木県の足利市立美術館、沖縄県立博物館・美術館を経てきた展覧会を締めくくる最終展。影響を受けた表現者たちの作品や資料など約140点を一堂に集め、吉増さんの先鋭的な芸術活動の核心に迫る。美術館を舞台にした企画展は、一昨年夏、東京国立近代美術館(千代田区)の特別展「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展」以来となる。

 展示は3部構成。第1部「詩集の彼方(かなた)へ」では、『黄金詩篇』『オシリス、石ノ神』『怪物君』など各時代の代表詩集10冊の直筆原稿や校正稿にあわせて、関わりの深い画家の中西夏之、彫刻家の若林奮(いさむ)らの作品を紹介。第2部「写真を旅する」には、詩作の初期から国内外で撮り続けたモノクロ、カラー写真に加え、独特の多重露光作品の粋を集めた。

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