メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

2018自民党総裁選

低姿勢を演じる空気=松井宏員

 ここ数年、耳に付くのが「~させていただきます」という言い方だ。政治家も芸能人もスポーツ選手も隣の人も口にするが、どうにも違和感があって、すっきりしない。

 毎日新聞のデータベースで「させていただく」を検索すると、まあ山ほど出てくる。最近の記事では、自民党総裁選に関して派閥のリーダーが「安倍(晋三)総裁を支持させていただくことで了解を得た」、文部科学省の汚職事件に関与した大学は、内部調査の結果を「まとまり次第、公表させていただく」、プロアマ戦で同伴者に不愉快な思いをさせたゴルフ選手は「トーナメント出場を自粛させていただく」--。挙げればキリがない。

 誰に遠慮して、誰にへりくだっているのか。「総裁を支持する」で済むのに、アベさんにへりくだりすぎ。支持する方が強く出りゃいいと思うが、支持しないと干されるからね。息苦しさが表れている。調査結果は「公表します」で十分。世間さまに遠慮しすぎた結果か。自粛は「させていただく」ことではなくて、自分で「する」ことだ。

この記事は有料記事です。

残り473文字(全文903文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ブルーインパルス飛行「プロセスはどうでもいい」 経緯明かさぬ河野防衛相に疑問の声

  2. 小学校でクラスター発生か クラスメート5人感染 北九州・新型コロナ「第2波」

  3. 東京の感染者、新たに13人 再び2桁台に 新型コロナ

  4. 「アベノマスク」事業費約260億円 配布は37%どまり 菅官房長官表明

  5. 政府、マイナンバー「全口座ひも付け」義務化検討 来年の法改正目指す

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです