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「役者冥利に尽きるという言葉の一番核にある感覚を経験でき、うれしい時間でした」
公開中の映画「寝ても覚めても」(浜口竜介監督)で、ミステリアスな自由人・麦(ばく)と、堅実なサラリーマン・亮平の二役を演じた。作品は第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品。何よりも、「すごい監督」と評判の浜口と仕事を共にできたことは大きな喜びだ。
大阪に住む朝子(唐田えりか)は写真展からの帰り道、会場にいた麦と目が合い、そのまま恋に落ちる。運命的な恋のはずだったが、麦はある日突然姿を消す。2年後の東京、朝子は麦と同じ顔をした亮平と出会う。東日本大震災を経て、亮平と暮らし始めた朝子の前に麦が現れる。
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