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秋山竜次(あきやま・りゅうじ)さん
ふざけてばかりの子どもでした。ものまねが好きで、学校の先生や同級生の仕草をまねしたり、テレビのCMソングを完コピ(完全コピー)したりしましたね。特にCMソングは家で見た翌日に学校で披露できるくらいの勢いで練習しました。地元ならではのローカルな雰囲気の漂うCMソングがありますよね。子どもながらに「これをまねしたらうける」と勘が働き、周りが随分と笑ってくれましたよ。
ものまねの目的の一つは好きな女の子の気を引くことでしたが、「やめて」と言われるだけでした。中学生、高校生になると、少し成長して、文化祭などでコントをしたり、クイズ大会を企画したりもするようになりました。でもね、ふざけてばかりという生き方の本質が変わっていなかったからなのかな、女の子に全くもてませんでした。中高ともに「彼女」はできませんでしたが、先生も同級生も僕の存在を認めてくれて、学校に居場所が…
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