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週刊サラダぼうる・MyWay

わたしの生き方 時代超える旅目指す 作家・探検家 角幡唯介さん

「子どものころは革命家やスパイに憧れていました」=神奈川県鎌倉市で、宮武祐希撮影

 両親がスーパーを経営していて、長男の俺は継ぐ立場でしたが、それがすごく嫌で。親が社長ですから、店長さんやパートのおばさんが「可愛いね」と言ってくれるわけじゃないですか。でも、その優しい声が重荷。俺のことを可愛がってくれるのは、俺が俺であるからではなく、社長の息子だからだろうみたいな。自分が生まれながらに特別な場所を与えられている。恵まれているという劣等感がある子どもでした。

 もともと人とは違う生き方に憧れていました。早稲田大2年の時に「世界の可能性を拓(ひら)け」という探検部のキャッチコピーに引かれて、入部しました。植村直己や星野道夫の本に影響を受けて冒険家になる人は多いですが、名前すら知りませんでした。ゆるい部で、ミャンマーの少数民族ゲリラが支配する未開放地域に潜入する人もいたし、シリアに地底人を探しにいった先輩もいました。俺も、厳冬期の北海道の山の中を1カ月かけ…

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