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奈良・十津川

災害リスク減へ「別宅」 村営住宅貸し出し

 2011年9月の紀伊半島豪雨で死者・行方不明者が13人に上った奈良県十津川村は、災害リスクの高い山間部の住民に、「別宅」として村営住宅の貸し出しを始めた。慣れ親しんだ自宅と、災害に強い住まいを並立させ、将来的な集落統合につなげる狙いがあるが、コミュニティーを新しくつくる難しさにも直面している。

 熊野川近くの平地に、地元産材を使った5棟の平屋建て長屋が並ぶ。村が昨年4月、中央部の猿飼地区で過去に大災害に見舞われた記録がない場所に、総額2億7000万円をかけて整備した村営住宅「高森のいえ」だ。

 「どちらに住んでもいいという条件は魅力」と話す大谷憲次さん(69)の自宅は、約15キロ山奥に入った…

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