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京都市伏見区の大岩山で不法投棄された土砂などが西日本豪雨で崩れ、住宅街に迫った問題で、崩落防止の是正工事中の斜面が再度崩れていたことが3日までに分かった。工事手法を巡っては、以前から専門家が疑問視し、再び崩落する危険性を指摘していた。ここ数日の雨で崩れたとみられ、非常に強い台風21号が迫る中、住民は不安を訴えた。
再び崩れたのは、土砂投棄により危険な斜度となった斜面を整形するため、新たに大量の土砂が搬入された部分。現場を確認した住民は「幅約10メートル、長さ約30メートルにわたって崩れていた」と説明したが、市は毎日新聞の取材に「計測はしていないが長さは10メートル程度と思う」と語った。市は3日、業者に崩落した現場を再び締め固めるよう指導したという。
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