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「情報科」教員、4割近くが保健体育、音楽の免許で

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「高校の免許外教科担任の件数」「情報科を担当する免許外教科担任の保有免許状の内訳」
「高校の免許外教科担任の件数」「情報科を担当する免許外教科担任の保有免許状の内訳」

専門性の低い教員が教えている現状が浮き彫りに

 高校の必修教科「情報科」を担当する免許外教科担任(免外)の4割近くが保健体育、音楽など関連の薄い教科の免許状しか持っていないことが、大学教授らが役員を務める社団法人「情報処理学会」(東京都)の調査で明らかになった。免外は所有する免許状とは異なる教科を教える教員。情報科は政府が重視する人工知能(AI)を活用できる理数系人材育成の基礎となる教科だが、専門性の低い教員が教えている現状が浮き彫りになった。

 情報科を教える免外が所有している免許状は、情報処理の分野がある商業が最も多く282件。情報の基礎となる部分も多い数学が256件、理科が193件と続き、3教科で63%を占めた。一方、地理歴史65件▽外国語43件▽保健体育43件▽公民41件▽国語38件▽美術35件▽音楽34件--など関連が薄い教科の免外が37%に上った。

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