豊島の産廃

地下水汚染が深刻化 「浄化完了」不透明に

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地下水の浄化作業が続く豊島の処分地=土庄町で2018年8月6日、岩崎邦宏撮影
地下水の浄化作業が続く豊島の処分地=土庄町で2018年8月6日、岩崎邦宏撮影

 国内最大級の産業廃棄物の不法投棄事件があった豊島(香川県土庄町)で地下水の汚染が深刻化している。処分地の7割近くで深い層の地下水が排水基準を満たしていないことが、県の調査で判明。国の財政支援を受けられる産廃特措法の期限である2022年度までに浄化完了を目指しているが、想定外の事態だけに先行きは不透明だ。【岩崎邦宏】

 豊島の産廃を巡っては、昨年3月に約91万トンの搬出が完了。同6月に直島(直島町)での処理を終えたが、今年に入って新たに約610トンの産廃が見つかった。現在はその処理方法を検討するとともに、地下水が排水基準を下回るよう浄化作業が続く。地下水の浄化は産廃の搬出と同様、公害調停(00年)に基づいて進められている。

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