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2021自民党総裁選

岸田文雄首相による新内閣が発足しました。内閣について考察した記事や各国の反応をまとめています。

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アベノミクス重いツケ 経済好循環生まれず

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アベノミクスを進めてきた安倍晋三首相(右)と日銀の黒田東彦総裁=国会内で3月28日、川田雅浩撮影
アベノミクスを進めてきた安倍晋三首相(右)と日銀の黒田東彦総裁=国会内で3月28日、川田雅浩撮影

 「5年半で経済は11.8%成長し、昨年は過去最高を記録した。雇用では正社員が78万人増えた」

 8月26日、自民党総裁選への立候補を表明した安倍晋三首相(63)は鹿児島市での党会合で経済政策「アベノミクス」の成果を強調した。2012年12月の第2次安倍内閣発足から5年8カ月。アベノミクスの恩恵が地方に十分届いていないという批判を意識し、首相は8月下旬から地方行脚を精力的にこなす。

 旧民主党から政権を奪還した首相は「経済最優先」を打ち出し、憲法改正など保守色の濃い政策をひとまず抑えた。アベノミクスの柱である大胆な金融緩和と財政出動を金融市場は好感し、政権発足前に1ドル=80円程度だった為替相場は、15年には120円超まで円安が進行。好調な世界経済も追い風に、大手企業の業績は大幅に改善した。日経平均株価は現在、発足時の2倍を超える水準だ。学生の就職環境もよくなり、若い世代の安…

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