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Interview

篠田節子さん(作家) 自己意識は案外もろい 2年ぶり新作『鏡の背面』刊行

篠田節子さん=宮本明登撮影

 コンスタントに作品を発表してきた作家、篠田節子さんが、珍しく2年という間を空けて新刊『鏡の背面』(集英社)を送り出した。別人になりすました女性の謎をサスペンスフルに追いながら、人間の内と外を鋭く見つめた異色作となった。

 刊行までに時間がかかったのは母の介護に加え、自身が乳がんを患い、時間を取られて筆が進まなかったから。「介護離職という言葉が頭の隅にちらつきながら書いていた」という。母に施設に入ってもらい、自身の手術も無事終えて本書を完成させた。

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