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若松孝二とその時代

(8)女優の寺島しのぶさんインタビュー

2010年8月14日の「キャタピラー」公開初日の寺島しのぶさんと若松孝二監督。寺島さんは若松監督と共に映画のキャンペーンのため全国各地を回った=鈴木隆撮影

 連載企画「若松孝二とその時代」第8回は日本を代表する女優、寺島しのぶさんのインタビューをお届けする。若松孝二監督の代表作の一つ「キャタピラー」(2010年)に主演し、独ベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀女優賞)を受賞。その後も仏カンヌ国際映画祭・ある視点部門に出品された「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」(12年)では三島の妻役を、若松監督の遺作となった伊ベネチア国際映画祭・オリゾンティ部門に出品された「千年の愉楽」(13年)では主演の助産師役を演じた。まさに晩年の若松作品のミューズといえる寺島さん。「若松さんの作品なら、どんな役でも出演したかった」と、亡き監督への思いを熱く語ってくれた。【鈴木隆】

 --「以前から出演したかった」という理由は?

 「巨匠」じゃないですか。それに年配の監督さんの作品にはできるだけ出たいんです。あの作品をやっておけばよかった、と後から思うのはイヤだなあと思うんです。

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