メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

音楽の窓から世の中を眺めて

12の哀れな魂と「さまよえるオランダ人」

マリインスキー劇場のオペラ「さまよえるオランダ人」のリハーサル=東京都内で2000年1月、米田堅持撮影

 暑い夏だった。

 そのうえ、7月にオウム真理教事件の死刑執行が相次ぎ、しなければならないこと、考えることに追われ、身も心も安まらない夏になってしまった。

 このところ、ようやく落ち着いて、ゆっくり死を悼む状況になってきた。

 死刑に処せられた者の死を悼むとはどういうことか、と奇異に思い、中には不快に感じる方もおられるかもしれない。

 私も、教祖については全くそういう気持ちにはなれない。彼は一連の事件の首謀者であるばかりでなく、自身の野望のために自分を信じてついてきた信者たちを犯罪者にしてしまった。しかも、自らを省みることがまったくない。その罪は、命をもってしても、あがないきれないのではないか。来世というのがあるなら、そこでも彼には罰と償いの日々が待っていると思う。

この記事は有料記事です。

残り4689文字(全文5022文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 岡村隆史さんが結婚 相手は一般の30代女性

  2. #排除する政治~学術会議問題を考える あそこは左翼の巣窟だけど… 反学術会議派・小林節氏が首相を糾弾する理由

  3. 鳥取県教委、部活遠征で教員83人処分 生徒をマイカーに 実態に合わずの声も

  4. 再選択2020~私の見方 東京一極集中は「けったくそ悪い」 漫才師・西川のりおさん 大阪都構想住民投票

  5. 毎日新聞に「嵐」の二宮さん iPhone広告で全国紙5紙に1人ずつ掲載

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです