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群馬百湯

/70 草津温泉「地蔵の湯」(草津町) 湯治の昔、今に伝え 柔らかく肌にまとわりつく泉質 /群馬

 草津温泉の「湯畑」から南東に狭い路地を数分歩くと、共同浴場「地蔵の湯」がある。湯畑周辺のにぎわいと打って変わって、閑静な雰囲気は、その昔、草津温泉が湯治場だったことをうかがわせる。

 その歴史は古く、江戸時代初期にはあったとされる。辺りは温泉の川が幾筋も流れ、修験者が利用していたと伝えられている。

 源泉脇には「目洗い地蔵」が鎮座する。江戸・安政のころ、眼病を患っていた徳兵衛の夢枕に地蔵菩薩が立ち、「地蔵の湯で目を洗えば治る」というお告げがあった。お告げに従い、徳兵衛が地蔵の湯で目を洗うと眼病が治ったという言い伝えから、目洗い地蔵が建立されたという。

 草津温泉の歴史に詳しい町教育委員会の中沢孝之さん(49)は「真偽のほどは定かではないが、昔はそうした温泉の効能が地蔵信仰と相まって信じられていたのだろう。もちろん今は、目洗いをお勧めしません」と話す。

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