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縮む日本の先に

安心のために/8止 「ごちゃまぜ」に可能性 街の人全員、つながる拠点

 札幌市から北東に車で約1時間ほど離れた北海道当別町。ここで障害者の自立支援施設などを運営する社会福祉法人「ゆうゆう」の大原裕介理事長(39)には、たびたび思い出す光景がある。

 10年前のこと。80歳代の認知症の男性と10歳くらいの自閉症の男児が囲碁を打っていた。男児はコミュニケーションを取るのは苦手だが、囲碁はめっぽう強い。でも、その日は負けてしまった。周囲が「パニックを起こすのでは」と心配していると、男児は頭を下げた。「師匠、弟子にしてくれ」

 男児は、本気で戦ってくれる男性と心を通わせ、男性もまた、男児に癒やしを感じる関係が生まれた。大原さ…

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