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北海道震度7

新幹線運休、青森からフェリーで対岸へ

北海道での地震発生を受け、フェリーで函館に向かう青森県緊急消防援助隊の車両=青森市沖館で2018年9月6日午前10時9分、岩崎歩撮影

 未明を襲った大きな揺れ--。北海道を震源とする6日の地震で、青森県内ではむつ市などで震度4を観測。北海道新幹線が終日運休するなど本州と北海道を結ぶ交通網を直撃した。市民や救助活動に向かう消防、警察の部隊はフェリーで対岸に続々と向かった。【井川加菜美、岩崎歩】

 「ニュースをずっとチェックしているが、自宅周辺の状況が分からない。家はどうなっているのか」。北海道・函館に向かうフェリーが発着する青森市沖館のふ頭。家族4人で青森県に観光に来ていた北海道北斗市の会社員、金谷皓介さん(32)は6日午後、不安そうに話すと、フェリーに乗り込んだ。多めに買い込んだ水や食料を持って行くという。

 青森県は6日午前3時8分、応援本部を設置。応援本部によると、東北電力の東通原発(同県東通村、運転停止中)など県内の原子力関連施設では異常はなかった。また、けが人などの情報もなく、建物や道路への被害、停電も起きなかった。

 しかし、北海道は全域で停電するなどし、県内から北海道に向かう空路や鉄路は打撃を受けた。青森-新千歳と三沢-丘珠を結ぶ空の便は6日、相次ぎ欠航したり、欠航が決まったりした。また、北海道新幹線(新青森-新函館北斗)は同日朝から全ての運転が中止になった。

 新青森駅では足止めされた乗客の姿も。娘と北海道旅行に行く予定だった群馬県の保育士、平田純代さん(51)は、東北新幹線で新青森駅まで来たものの先に進めなくなった。宿泊先だった北海道函館市のホテルは停電で復旧の見通しもないと聞かされ、キャンセル。「残念。台風に続き、全国各地で災害が多く心配だ」と話した。

 消防や警察、自衛隊なども救助・救援活動に向かった。消防では、各消防本部の隊員による「県緊急消防援助隊」(救助隊など129人と航空小隊8人)が大きな被害が伝えられている北海道・胆振(いぶり)地方に向けて出発。県も危機管理局の職員6人を北海道庁に派遣した。

 また、青森県警機動隊に所属する広域緊急救助隊ら22人も被災地に向け出発した。7日朝に大間フェリーターミナル(青森県大間町)から函館に向かう。海上自衛隊は、青森県内から大湊地方隊(むつ市)所属の多用途支援艦「すおう」と掃海艇「いずしま」の2隻を派遣。約90人が救援物資の輸送や医療支援活動を担う。

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