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北海道震度7

海外観光客「怖かった」

JR北海道全線が運休し、改札前で座り込む旅行客ら=札幌市北区のJR札幌駅で2018年9月6日午前、土谷純一撮影

 北海道新幹線と道内の鉄道は6日、始発から全ての路線が終日運休した。JR北海道の在来線は7日午前中までの運休が決まった。新千歳空港(千歳市)も全ての発着便が欠航した。

 JR東日本などによると、北海道新幹線は新青森-新函館北斗間で始発から運転を見合わせた。青函トンネルを含め新幹線の設備に異常はないという。

 国土交通省のまとめによると、JR千歳線南千歳(千歳市)-沼ノ端(苫小牧市)間で線路にゆがみが見つかった。

 一方、新千歳空港は滑走路に異常はないが、ターミナルビルの広範囲でスプリンクラーの配管が損傷し水漏れが起きている。天井の一部も落下。国交省によると、7日中の運航再開に向けて点検を進めている。

 道内の他の空港は設備に異常がなく、離着陸が可能な状態。

 JR札幌駅(札幌市北区)や新千歳空港の周辺では、かばんを手に途方に暮れる観光客らの姿が目立った。

 札幌駅の近くでは、オランダから友人2人と初めて北海道に旅行に来たというパトリック・ドゥレンさん(25)が路上に座り込んでいた。「昨日着いたばかり。オランダではこんな地震はなく、初めてで本当に怖かった。来週まで北海道に滞在する予定だったがどうするか」と嘆いた。

 駅周辺の停電は午後3時40分ごろに復旧したが、運行再開のめどは立っていない。ソウルから両親と旅行に来たイ・ヘミンさん(25)は「電気がついたのでとりあえずは安心。早く列車が動いてほしい」と話した。

 札幌市中央区の量販店前には、朝から水や非常食、携帯電話用の充電池などを求める150人以上の列ができた。10カ月の長女を抱いて並んでいた名古屋市の女性(31)は「旅行に来て今日帰る予定だった。ホテルが停電して水も出ないので、子供に必要な非常食や水を買いに来た」と疲れた様子だった。【大島祥平、阿部義正、花牟礼紀仁】

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