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子どもをつい感情的に怒ってしまうことはないだろうか。親子げんかへの処方箋になるのが「家族会議」。けんかが減り、会話が増える効果があるらしい。実践している家族に聞いてみた。
●気持ちを書き出す
家族会議を実践している江連(えづれ)麻紀さん(38)が暮らす神奈川県内のマンションの一室には、大きなホワイトボードがある。
長女の摩耶さん(10)が「はをきれいにみがくのがめんどくさい」「はみがきがつまんない」と書くと、麻紀さんはすかさず「虫歯をつくらないようにがんばってほしー」と書き込む。どうサポートすれば歯磨きを続けられそうか、互いにアイデアを出し合う。自分の気持ちを文字にしながら、みんなで「研究する」スタイルの家族会議は、江連家の日常風景だ。会議を始めてから、親子げんかは激減したという。
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