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工芸の地平から

触覚への希求=外舘和子

 昨今、「超絶技巧」と「縄文」という一見対極の世界が人気を呼んでいる。いずれも美術館、博物館の展覧会で大いにクローズアップされた。特に東京国立博物館の縄文展では、戦後岡本太郎が受けたレベルと同じ、あるいはそれ以上の感動を多くの人が覚えたことであろう。複製の土器に触れ、凹凸を確認できるサービスもあった。

 赤い壁で囲まれた展示室の国宝の土偶たちにも改めて魅せられたが、しばしば展示室中央に取り出された巨大…

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