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白神山地

ブナ巨木「マザーツリー」折れる 台風21号で

折れたブナの巨木「マザーツリー」=青森県西目屋村で2018年9月7日、藤田晴雄撮影

 世界自然遺産・白神山地(青森、秋田両県)のシンボルで、樹齢400年以上のブナの巨木「マザーツリー」(青森県西目屋村)が、幹の途中で折れていたことが分かった。日本海側を北上した台風21号の強風で折れたとみられる。東北森林管理局津軽森林管理署は7日、被害状況を調査し、周辺を立ち入り禁止にした。

 マザーツリーは高さ約30メートル、幹回り4.65メートルの老木。今年で世界遺産登録25周年の白神山地を望む津軽峠付近にある。道路のすぐ近くで気軽に見ることができるため、多くの観光客に親しまれてきた。

 昨年6月、青森県樹木医会専務理事兼事務局長の斎藤嘉次雄さんが診断したところ、枝が腐るなど弱っていることを確認。ボランティア団体「津軽人文・自然科学研究会」が周辺に土壌改良剤などを加えて初めて治療を行うなど、関係者が樹勢回復に努めてきた。

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