関東大震災

虐殺朝鮮人遺族2人が来日「真実は明らかに」

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記者会見する関東大震災時の虐殺犠牲者の遺族、権在益さん(左)と曹光換さん=東京都新宿区で2018年9月7日午後1時13分、井田純撮影
記者会見する関東大震災時の虐殺犠牲者の遺族、権在益さん(左)と曹光換さん=東京都新宿区で2018年9月7日午後1時13分、井田純撮影

 関東大震災(1923年9月1日)で虐殺された朝鮮人の遺族2人が来日し、東京都内で7日、記者会見した。韓国で昨年8月に遺族会が結成されてからメンバーの訪日は初めて。「埋もれている事実は多い。遺族にとっても過去について改めて知るのはつらいが、真実は明らかにされるべきだ」と訴えた。

 来日したのは、祖父を殺害された権在益(クォン・ジェイク)さん(61)と、祖父の兄が犠牲になった曹光煥(ソ・ガンファン)さん(57)。

 権さんの祖父(当時30歳)は震災の2カ月前、出稼ぎのため日本に入国し、群馬県で働いていた。韓国の除籍謄本には、震災の4日後、群馬県の藤岡警察署で死亡したとの記載が残されている。17人が殺害された「藤岡事件」の被害者の一人だ。権さんは「日韓の市民の多くは虐殺事件について知らないのではないか。埋もれている真実がもっと明らかになれば、日韓関係は改善し、東アジアの平和につながると思う」と語った。

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