メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

時代の風

安倍政権の政策を再検証する 正当化できない無責任=藻谷浩介・日本総合研究所主席研究員

藻谷浩介氏=手塚耕一郎撮影

 各種世論調査によれば、安倍晋三内閣の最近の支持率は4~5割。一方、不支持率は4割程度と評価は二分されている。折しも自民党総裁選が近づいてきた。この際与党内で、政権のこれまでの政策の当否を、冷静、客観かつ個別に評価・検証してほしいところだ。

 しかるに自民党議員の大部分は、早々に首相支持の方向で群れてしまった。それどころか党内には、冷静に議論すること自体を組織への敵対行為とみなすような風潮まであるらしい。これではまるで取締役会の機能していない一部大企業のようだ。大統領選に先立つ予備選挙で徹底した政策議論が行われる米国に比べても、我が国の民主主義の脆弱(ぜいじゃく)性を見る思いである。

 仕方ないので今回の当欄でも、感情論を排しつつ過去との重複を辞さずに、安倍政権のいくつかの政策の当否について論じる。五輪に向けた危急のアクションなど、他に書きたいことも多々あるのだが、今は後回しにせざるをえない。

この記事は有料記事です。

残り1356文字(全文1756文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 深刻、コロナ後遺症 倦怠感、呼吸困難…「仕事できない」 進まぬ周知 医師、診断できず

  2. サッカー 新型コロナ なでしこ唯一の海外組・熊谷、隔離免除で合宿「感謝」

  3. 愛子さまが学習院大に初登校 新入生向けガイダンスに出席

  4. 山形眼科医殺害 被告が殺意否認 地裁初公判

  5. 「結婚は認める」しかし… 秋篠宮さま、重い立場に複雑 「見える形」での説明求める

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです