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旧優生保護法を問う

旧優生保護法下で不妊手術を強制された障害者らの記録に関する毎日新聞の全国調査で、強制手術を受けた人の約8割に当たる1万2879人の資料が確認できなくなっていることが判明した。「記録のない被害者」をどう特定し、救済につなげるか。

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強制不妊手術

旧厚生省も問題視 法改正10年前にも検討

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 障害者らの強制的な不妊手術を認めていた旧優生保護法が改正される10年前の1986年、旧厚生省の専門官が強制手術の人道的な問題などを理由に法改正を検討していたことを示す内部文書を、厚生労働省が公開した。88年には学識者らの研究班が人権侵害を指摘する報告書をまとめていたことが既に判明しているが、それ以前に省内の一部では強制手術が問題視されていた経緯が浮かぶ。

 内部文書は、厚労省が省内の倉庫や国立保健医療科学院などで見つけ、6日にウェブサイトで公開した同法関連資料250点の一つ。「優生保護法の改正について」の表題で、当時の精神保健課の精神保健専門官だった職員が作成した案という形になっている。

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