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波のまにまに

台風に家居となりて=戸田栄

 子どもの頃から台風とは切っても切れない間柄と、自分のことを思う。台風銀座の高知で育ち、中学、高校時代は来襲すると、ずぶぬれで友だちと海へ自転車を走らせ、すさまじい波を見た。年に一度は自宅も浸水したが、忙しい親を尻目に、地域を見回る町内会の小舟に乗るのが楽しみだった。男の子はそんなものと町の男たちはわかっていて、私を見ると「はよ乗りや」と舟を寄せてくれた。

 記者になると、災害現場へ行くのが仕事となった。初任地の和歌山で、土石流につぶされた家を初めて見た時…

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