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スーパーカミオカンデ

水抜いた巨大水槽の内部公開

改修工事で検出器内の純水を全て排水したスーパーカミオカンデ(右は中畑雅行・東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設長)=岐阜県飛騨市神岡町で2018年9月9日午後1時15分、兵藤公治撮影

 2度のノーベル物理学賞につながる成果を出した東京大宇宙線研究所の観測施設「スーパーカミオカンデ」(岐阜県飛騨市)で、素粒子ニュートリノを検出する巨大水槽の純水が抜き取られ、9日、報道陣に内部が公開された。

 観測精度の向上などのため改修工事中で、内部公開は2001年の装置の大規模破損事故から復旧した06年以来12年ぶり。

 水槽は旧神岡鉱山の地下約1000メートルにあり、直径約39メートル、高さ約41メートルの円筒形。純水約5万トンをためることができ、壁面に並ぶ直径50センチの光電子増倍管1万1129本で、物体をすり抜けて宇宙から飛来したニュートリノが水とぶつかった際に出るわずかな光を観測する。

 改修工事では不具合のある増倍管400本弱を交換するほか、感度を上げるためレアアース(希土類)のガドリニウムを水に加える計画。現在1日約1トンの水漏れがあるため、内壁の溶接部に止水措置を施す。9月中旬に作業を終え、12月末には純水を満たして、来年1月からの観測再開を予定している。【大竹禎之】

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