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■遊廓(ゆうかく)に泊まる(関根虎洸(ここう)著・新潮社・1728円)
1958年、売春防止法が完全施行されて「遊廓」は消えた。以来60年、多くが取り壊される中、著者は20の元遊廓を取材した。青森県八戸市から山口県萩市、中国・大連まで。港町や門前町、繁華街と場所はさまざま。旅館などに転業し独特の建築と雰囲気を今に伝える。往時を知る人へのインタビューもあり、旅のガイドにもなる。(栗)
■敗北力 増補版(鶴見俊輔著・編集グループSURE・3240円)
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