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 「将軍 SHOGUN」撮影隊は、1979年8月に三重・紀伊長島での2カ月に及ぶロケを無事終えた後、各地を回った。彦根城や宇治などでロケ撮影をし、京都の東映、松竹、大映の各撮影所でセットを組んだ。大映京都撮影所では、A2スタジオをいっぱいに使って大坂城大広間が組まれた。馬場正男にとっては勝手知ったる我が家だったが、ここでも製作費のかけ方が違う。久しぶりに思い切った仕事ができたのだった。

 撮影隊で、美術監督の西岡善信の一番下の助手に、現在美術監督として一線に立つ部谷京子がいた。武蔵野美…

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