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安倍晋三首相(63)と石破茂元幹事長(61)による自民党総裁選の論戦が10日、始まった。政権発足から5年8カ月余りの実績を強調した首相に対し、石破氏は経済政策「アベノミクス」の負の側面に焦点を当て、首相との違いを出そうと努めた。一方、学校法人「森友学園」「加計学園」問題では互いに抑制的な発言が目立ち、初戦から地方の党員票を意識した互いの思惑がぶつかり合った。【浜中慎哉、小田中大】
10日の共同記者会見で最初に発言した安倍首相は経済政策が争点だと述べ、「(アベノミクスの)三本の矢をこれからも射続けていきたい」と強調した。これに先立つ所見発表演説会では、恩恵が地方に行き渡っていないという批判を考慮し「全47都道府県で有効求人倍率は1倍を超えた。やっと景気回復の暖かい風が地方に届き始めた」と政策の継続を訴えた。
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