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北海道震度7

農産品に影響 サンマや野菜など高値や欠品

 農林水産業が盛んな北海道の地震は、スーパーなど店頭の食品にも影響を及ぼしている。生乳の廃棄が相次いだため一部の乳製品は欠品が出る見込みだ。道産に頼る品が多い野菜は台風も相まって、供給が減って価格の高止まりが続く。今年は豊漁だったサンマも一時的な不漁が重なり、一転、全国的に高値傾向となっている。

 10日、東京都練馬区のスーパーで買い物した主婦(43)は「昨日別の店に行ったら牛乳がなくて探しに来た。子供がいるのでバターや乳製品がなくなると困る」と話した。別の女性会社員も「前はサンマ3匹で300円くらいだったのに今日は倍以上高い」と鮮魚コーナーをのぞき込んでいた。

 農林水産省は10日、道内にある39の乳業工場(1日の処理量2トン以上)が全て操業を再開したと発表した。一時は37工場が停止した。ただ「通電したが生産が再開できていない」(大手乳業メーカー)工場もあり、完全復旧とは言い難い。

 明治は全ての工場で生産を再開したが、一部のチーズや牛乳など4製品の販売停止について量販店に通知を始めたという。雪印メグミルクも地域や製品によっては品不足が生じる恐れがある。

 東京・大田市場では北海道産ジャガイモやニンジン、タマネギの入荷量が1週間前に比べて2~4割減少している。この時期は「多くの野菜が北海道に頼っている。価格への影響は注視している」(農水省担当者)。

 ダイコンなど一部の卸価格は先週より上昇している。ただ、北海道産は傷むのが早い葉物ではなく、保存が利く野菜が多いため、小幅な値上げでとどまっている。また「船便は動いており、入荷量は持ち直しつつある」(青果卸)という。

 サンマは地震の直前から漁獲が激減した。築地市場の北海道産サンマは10日、取扱量が25トンで、1週間前に比べると2割未満に減った。中心的な卸価格も2.5倍超となった。

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