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特集ワイド

関東大震災から95年 虐殺された朝鮮人の遺族来日 否定の動き、ヘイトスピーチ続く中…伝える努力に希望

 関東大震災から95年の今年、震災直後のデマで虐殺された朝鮮人の遺族、権在益(クォンジェイク)さん(62)と曹光煥(ソガンファン)さん(57)が韓国から来日した。事件ゆかりの地を訪ね、各地の追悼行事に参列しながら、市民と交流を重ねた。初めて日本を訪れた2人は、2代前の祖先が犠牲になった地を踏んで、何を感じたのか。【井田純】

 「昨晩は眠れず、亡くなった祖母や母のことを思い出したり、警察署の中で殺された祖父のことを考えたりしていました」。権さんは9日、群馬県藤岡市にある成道寺の境内でこう話した。この日は地元住民が20年以上続けてきた慰霊祭が営まれた。権さんらは韓国の風習にのっとった儀式で霊をなぐさめ、故郷の土を慰霊碑の周囲にまいた。

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