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暴力パワハラ

日体大、渡辺駅伝監督を解任

 日本体育大は12日、陸上部駅伝ブロックの部員に対する暴力や暴言などのパワーハラスメント行為があったとして、渡辺正昭監督(55)を11日付で解任したと発表した。渡辺氏は一連の行為や言動が暴力やパワハラだったとの認識が無く、指導者としての適性を欠いたと判断された。

 日体大によると、運動部を統括する学友会が部員らから聞き取りした結果、部員の脚を蹴ったり胸ぐらをつかんだりするなどの暴力や「大学をやめろ」などの暴言が確認された。渡辺氏は言動について指導の一環として認めたが、暴力やパワハラに該当しないと思ったという。学友会の「体罰やパワハラに関する認識が乏しく、学生指導の適性に欠ける」との判断を踏まえ、陸上部が解任を決めた。

 7月31日に部員から相談を受けた横山順一部長が今月3日に学友会に報告し、調査を進めていた。OBでもある渡辺氏は2015年3月に監督に就任し、今年1月の箱根駅伝は4位だった。13年3月まで指導した愛知・豊川工高では、部員に体罰をしたとして停職処分を受けた。

 具志堅幸司学長は「誠に遺憾。教職員と学生に対して継続して暴力行為などの禁止を啓発すべく、研修に努める」とコメントした。【小林悠太】

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