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関西空港

最大90センチ浸水 第1ターミナル地下1階

水没した関西国際空港の地下電源施設=2018年9月5日撮影・関西エアポート提供
損傷した関西国際空港の連絡橋を視察する小此木八郎・防災担当相ら政府調査団=2018年9月11日午後3時50分(代表撮影)

 台風21号の高潮で浸水した関西国際空港の第1ターミナル(T1)の地下1階が11日、報道陣に公開され、最大で約90センチの床上まで浸水していたことが明らかになった。電源施設などの重要設備が配置されているため、関空を運営する関西エアポートは止水板を設置するなどの対策を講じていたが、浸水を防ぐことができなかった。

 公開されたのは、地下1階に6室ある「高圧電気室」。それぞれに変電器が配置されており、関空島へ送られてきた電気の電圧を変えてT1内に送り出す役割を担っている。台風が通過した4日、高潮による海水がスロープを下って地下に流れ込み、3室の変電器が水をかぶって故障した結果、T1の大部分の施設で今も停電が続く。部分的な復旧は週内になるという。

 高圧電気室は、島外からの電力供給が途絶えた場合に起動する非常用電源の電気も含め、T1で使う全ての電気が経由する重要施設。このため、関西エアポートは何重もの浸水対策を講じていた。普段から高圧電気室の出入り口には高さ約40センチの止水板を設置し、室内の変電器も高い所に置いていた。加えて4日は、スロープの地上部分に土のうを積んで浸水に備えたが、防げなかった。

 T1の地下の通路の壁には、水の高さが80~90センチまで達した跡が残っていた。関西エアポートの担当者は「対策は取っていたが、浸水の規模が想定以上だった」と説明する。

 一方、広範囲が浸水して閉鎖が続くA滑走路(3500メートル)では、今回の高潮で給油ピットの一部に海水が入り込み、燃料の品質に問題がないか確認している。

 また11日は、小此木八郎防災担当相が、A滑走路とタンカーが衝突して通行が制限されている空港連絡橋を視察した。

【蒲原明佳、山崎征克、矢追健介】

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