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サッカー日本代表

南野、巧みに決めた反転左足 リオ世代の逆襲始まる(スポニチ)

 日本代表は11日、パナソニックスタジアム吹田でコスタリカ代表と親善試合を行い、3-0で快勝した。背番号10をつけたMF中島翔哉(24=ポルトガル1部ポルティモネンセ)が前半16分に右CKのキッカーを務めて相手オウンゴールによる先制弾を演出。後半21分にはMF南野拓実(23=ザルツブルク)が追加点を挙げるなど、リオ五輪世代が躍動。U-21日本代表を兼任する森保一監督(50)は初陣を白星で飾り、22年W杯カタール大会に向けて好発進した。

     待ち望んだ瞬間だった。1-0で迎えた後半21分。中島がペナルティーエリア内に送ったボールを遠藤がゴール前に入れると、呼び込んでいた南野がワントラップしてシュートを放つ。「チャンスはあるなと思っていた」。左足から放たれた一撃は相手DFの股下を抜けてゴール右へ。地元の大阪で国際Aマッチ初ゴールを決めた。

     「決められて良かった。五輪のときみたいに良い距離感でやることができれば、チャンスは生まれると思っていた」

     リオ五輪世代の3人が絡んだゴールに、背番号8は胸を張った。今回の招集メンバー23人中、リオ世代は約半数の10人。18年W杯ロシア大会では中心を担うことを期待され、五輪後には主将を務めた遠藤を中心に「A代表で再会しよう」と誓い合い、それぞれのチームに戻ったという。だが、現実は甘くなかった。

     南野も壁にぶち当たった一人だった。19歳だった14年4月にザッケローニ体制の代表候補合宿に招集され、ハリルホジッチ体制の15年10月13日、親善試合イラン戦で代表デビュー。だが、同年11月17日のW杯予選カンボジア戦を最後に招集されず、W杯メンバー入りもならなかった。約2年10カ月ぶりの代表戦。気持ちは入っていた。

     「空いた時間は悔しい思いをしたけど、ここからなんで。今日はゴールをしたけど、W杯に出た選手を脅かせたとは思っていない。チームでアピールして、また10月に選ばれるようにしっかりやっていきたい」

     ロシアで主力を担った選手が招集されていない現代表。「まだまだ足りない」という言葉はリオ世代に共通した思いだ。本当の世代交代へ--。ここから逆襲が始まる。

     ◆南野 拓実(みなみの・たくみ)1995年(平7)1月16日生まれ、大阪府泉佐野市出身の23歳。ゼッセル熊取FCからC大阪U-15、同U-18を経てトップ昇格。プロ1年目に29試合出場5得点でベストヤングプレーヤー賞を受賞。15年1月にオーストリア1部ザルツブルクに完全移籍。同年10月の親善試合イラン戦でA代表デビュー。1メートル74、68キロ。利き足は右。(スポニチ)

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