メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

糸魚川

人気漫画とコラボ 博物館で「宝石の国」展

多くのファンなどが訪れている「宝石の国」展=新潟県糸魚川市で浅見茂晴撮影

 講談社の月刊コミック誌「アフタヌーン」に掲載されている市川春子さんの人気漫画「宝石の国」と新潟県糸魚川市の石の博物館「フォッサマグナミュージアム」がコラボレーションした「宝石の国」展が、同館で始まった。漫画キャラクターの複製原画などとともに、キャラクターのモチーフとなったヒスイなどの宝石・原石を集めた「硬」と「軟」の珍しい組み合わせに、多くの人が訪れている。【浅見茂晴】

     擬人化した宝石を主人公にした漫画「宝石の国」は、粉々になっても破片を集めれば再生する宝石の体を持つ28人と、彼らを装飾品にしようと襲いかかる「月人(つきじん)」との戦いを描くSFファンタジーアクション。2012年から連載が始まり、テレビアニメ化もされた。

     コラボ展は同館と県糸魚川地域振興局の共催。浦部清和局長によると、交流人口の拡大につながるアイデアを局内で募集したところ、20代の男性職員から今回の企画が寄せられたという。

     ヒスイは16年、日本を代表する国石に選定された。その国内随一の産地、糸魚川を舞台にしたいっぷう変わった企画。宝石・原石と漫画、SFとヒスイの歴史など展示に硬軟のコントラストが出てコンセプトの面白さをアピールでき、堅いイメージのある博物館に20~30代の若い読者が足を向けてもらうきっかけにもなると判断した。

     同館所蔵のヒスイなどの宝石やその原石約80点、複製原画40点を展示。多くのキャラクターパネルが壁を飾り、宝石の説明などをしている。8日の開幕初日には同館でオープニングセレモニーがあり、米田徹市長が「(このコラボで)新たな展開ができ、市にとってうれしい限り」と笑顔であいさつした。糸魚川中学3年で美術部の野本陽奈子さんはテレビアニメを見てファンに。「宝石を擬人化しているところが面白い。漫画の世界観を味わってほしい」と話していた。

     10月28日まで。9月16日午後1時半からは中央宝石研究所の北脇裕士博士が「宝石の国の宝石学」と題して講演する。また10月20日午後1時半からは宝石の一種であるアンタークチサイトを作るイベントや「翡翠(ひすい)のまちを巡るフォトラリー」も開かれる。

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. プロ野球 セ・リーグ全日程終了危機 阪神残りは18試合
    2. 覚醒剤 使用容疑で元うたのお兄さんを逮捕
    3. 日本維新の会 創始者・橋下氏が新著「維新、失敗だった」
    4. 絶滅危惧種 大阪湾で「アカメ」捕獲
    5. 自民総裁選 じわり広がる不満、圧勝逃す 「安倍1強」転換点

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです