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12日午前、自民党本部7階の会議室で開かれた安倍晋三首相(63)の選対本部会議。下村博文元文部科学相ら首相側近の幹部らが居並ぶ中、10日から始めた党員向けの電話作戦が話題になり、「党員とつながった割合は13%にとどまる」との報告があった。幹部の一人は会議後、「動き出しが鈍い。引き締めてペースアップする。圧勝しすぎて困ることはない」と語った。
潤沢な人員で「ローラー作戦」を仕掛ける安倍氏陣営。ただ、劣勢の石破茂元幹事長(61)への「いじめ」と映りかねないとの懸念もくすぶる。近畿選出の若手は「電話すると『台風被害で大変な時にそんな暇があるなら働け』とか、『党を分断するようなことはするな』と言われる」と明かす。2012年衆院選以降に初当選した若手衆院議員にとっては初の総裁選。手探りの活動だけに動きは鈍い。
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