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全国8都市

「名古屋が行きたくない街」再びトップのなぜ

名古屋市が魅力向上の情報発信に向けて作成したロゴマーク =名古屋市提供

 名古屋はやっぱり魅力がない?--。名古屋市は、同市を含む全国主要8都市のブランドイメージを比較した調査を行い、「行きたくない街」のナンバーワンになったと発表した。2016年の前回に続き、魅力の低さで他都市を大きく引き離し、汚名返上はならなかった。

 調査は7月、東京23区と札幌、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡の7市に住む20~64歳計約3300人に、インターネットで都市のイメージなどを聞いた。

 買い物や遊びで訪問したいかを10点満点で尋ね、回答者の比率を基に魅力度を指数化すると、名古屋は「2・7」。前回の「1・4」からは上昇したが、首位の札幌(41・7)はもとより、7位の大阪(18・8)にも引き離されている状況は変わらなかった。名古屋の観光資源などを尋ねる質問(複数回答)では、最多は名古屋城の33・1%。「特にない・思いつかない」が28・1%、「なごやめし」が25・2%と続いた。

8都市への訪問意欲調査結果

 調査では、名古屋市民が地元のことをほめない現状も浮き彫りになった。「最も魅力的に感じる都市」の問いで、名古屋と回答したのは全体の3・5%で最下位。名古屋在住者に限ると17%で、東京や京都、札幌と答えた人より少なかった。他の7都市は自分の住んでいる街を挙げる人が最も多く、異なる傾向が表れた。

 市は17年、汚名返上に向け、名古屋城を核とした魅力向上戦略を策定。公募でキャッチコピー「名古屋なんて、だいすき」を作り、ロゴマークも公表した。今年2月には、名古屋の名所などを歌詞にちりばめたご当地ソング「でら凄(すご)っ!名古屋」を作成し、地元のアイドルグループ「チームしゃちほこ」と「BOYS AND MEN」のメンバーを歌い手に起用した。

 だが、ある市幹部は「ロゴマークも歌も浸透していない」と効果の弱さを嘆く。河村たかし市長は取材に「そんなすぐに変わらん。今面白い街をつくっとる途中だけど、職員は強い危機感を持たないかん」と述べた。【三上剛輝】

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