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岐阜

豚コレラ、岐阜県が8月下旬に異変把握

防疫措置の完了を受け、今後の対応方針を協議した対策本部会議=県庁で2018年9月12日午後6時4分、岡正勝撮影

 岐阜市の養豚場で国内では26年ぶりとなる豚(とん)コレラウイルスが検出された問題で、岐阜県は12日、防疫対策本部会議を開き、今月上旬に豚が多数死ぬ前の8月下旬、既に豚の衰弱や死などの異変を把握していたことを明らかにした。これまで県は、今月3日に同市畜産課の獣医師から死んだ豚の検査を依頼され、異常の把握につながったと説明していた。対応の遅れにより被害が拡大した可能性があり、県は今後検証を進める。

     県によると、先月24日、同市畜産課の獣医師から「治療してもよくならない豚がいる」と相談を受け、同日中に養豚場の豚6頭の血液検査を実施した。6頭は、高熱やぐったりして餌を食べないなどの症状がみられ、感染症の可能性があったものの、豚舎の送風機が故障していたことから県は熱中症と判断。ウイルス感染の有無を調べる簡易検査もしなかった。また、6頭の他に死んだ豚もいたが、頭数などを確認しなかった。

     今月7日、他の豚にウイルスの陽性反応が出たため、県は改めて保管していた6頭の豚の血液の一部を簡易検査したところ、陽性反応が出た。

     神門(ごうど)純一副知事は「先月24日の時点で、豚コレラの可能性がなぜ視野に入らなかったのか検証する」と述べた。

     同市の養豚場では、今月5日まで出荷が続いた後、県が9日から飼育豚の殺処分を始め、豚コレラで死んだ疑いのある約140頭を含め計約690頭を敷地内に埋却し、防疫措置を終えている。【岡正勝】

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